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小笠原でパソコン

2001.5.24



年休消化のため、3月の海況の悪い時期に小笠原へ行きました。できればメールは読みたいし、デジカメ持参だったのでとりあえずパソコンも、と欲張ってかついでいきました。B5ノートなんでたいして重くないってのもあるんですが。

実は9月にも行ってまして、船の中の公衆電話がどうもパソコン通信できるらしいのを見つけました。その時には空いていなかったので試さなかったので、早速公衆電話に誰もいないのを見つけて試してみました。しかしどうしてもパソコンからダイヤルすることができません。受話器を上げると普通の通話になっちゃうし、あげなければどうやればテレホンカードを飲み込んでくれるのか…。壁には説明が書いてありましたがそれ以前の問題なのです。船員さんに聞いてみようと思いましたがお向かいのカウンターの船員さんはちょうど忙しそうにどこかへ行くところだったのでやめました。

その後再挑戦はせず、父島へ上陸。宿ではありがたいことに電話回線をお借りできました。そこで聞くところによると、「船からの接続に成功した話って聞かないよ。」なーんだ。みんなできなかったんだ。ただ私と同じところでひっかかったかどうかは定かではありませんが。

宿でお借りした電話回線では、某プロバイダにつなぐことはできませんでした。もう一つの方は2回目でつながったんですが。父島の電話回線は衛星経由だから、ということなんですが、これまたはっきりしたことは不明。ちなみにNTTの施設から離れた地域からはほぼ確実にどこにもつながらないということです。だからみんなODN+ISDNなんだって。

夏場、グレーの公衆電話には行列ができます。携帯電話が使えるからそんな必要は無いはず、と思いきや、実は小笠原では携帯電話のパケット通信ができません。だからインターネットにつなげるにはグレーの公衆電話に頼るしかないのです。それを知らなかった私は夏に行くときしっかり携帯電話用のモデムを買っていってしまいました。家ではちゃんと動いたのに、何をどうしてもさっぱりつながらないので散々悩みましたが、ダイビング船で一緒になった女の子に教えてもらってやっと原因がわかりました。そんな経験があったので、3月にはふつーの電話線を持参しました。=途中で挫折=